- 802.11ah (Wi-Fi HaLow)
- 次世代IoT通信規格
Wi-Fi HaLowとは
- 長距離・低消費電力を実現する
次世代IoT通信規格 -
802.11ah(Wi-Fi HaLow)は、Sub-1GHz帯を使用する新しいWi-Fi規格です。
従来のWi-Fiよりも長距離通信が可能で、低消費電力を実現。
IoTデバイスの普及に最適な通信技術として注目されています。
KEY FEATURES
Wi-Fi HaLowの特長
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01
長距離通信
Sub-1GHz帯の使用により、屋外で最大1km、屋内でも壁を越えて数百メートルの通信が可能。従来のWi-Fiの約10倍の到達距離を実現します。
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02
低消費電力
電力効率の最適化により、バッテリー駆動のIoTデバイスで数年間の動作が可能。スリープモードとの併用で更なる省電力化を実現します。
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03
高セキュリティ
WPA3対応により、最新のセキュリティ規格を実装。IoTデバイスの通信を暗号化し、不正アクセスや情報漏洩を防ぎます。
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04
大規模接続
1つのアクセスポイントで最大8,191台のデバイスと接続可能。スマート工場やスマートシティなど、多数のIoTデバイスを管理する環境に最適です。
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05
柔軟な帯域
1Mhz-4Mhz幅に対応。150kbps-数Mbpsと幅広い通信速度で使用可能。柔軟なネットワーク設計が可能になります。
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06
IP互換性
既存のIPネットワークとシームレスに統合可能。Wi-Fiファミリーの一員として、既存のインフラを活用しながら導入できます。
COMPARISON
他の無線技術との比較
| 技術規格 | 通信距離 | 消費電力 | データレート | 接続台数 |
|---|---|---|---|---|
| Wi-Fi HaLow (802.11ah) |
最大1km (屋外) |
非常に低い | 150Kbps~ 数Mbps |
最大 8,191台 |
| Wi-Fi 6 (802.11ax) |
~100m | 中程度 | ~9.6Gbps | ~512台 |
| Bluetooth Low Energy |
~100m | 低い | ~2Mbps | ~20台 |
| LoRaWAN | 最大15km (屋外) |
非常に低い | ~50Kbps | 数千台 |
| LTE-M | 数km | 中程度 | ~1Mbps | 数千台 |
※通信距離・データレートは環境により変動します
USE CASES
活用事例
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スマートビル・施設管理
照明、空調、セキュリティシステムなど、建物内の様々なIoTデバイスを一元管理。壁を越えて通信できるため、配線工事不要で既存ビルにも導入可能です。
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スマート農業
広大な農地に設置した温度・湿度センサー、土壌センサーから長距離でデータ収集。低消費電力により、バッテリー交換の頻度を大幅に削減できます。
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スマートファクトリー
工場内の製造装置、在庫管理システム、作業者の位置情報など、数千台のデバイスをリアルタイムで接続。生産性向上とコスト削減を実現します。
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スマートシティ
街灯、駐車場管理、環境モニタリング、防犯カメラなど、都市インフラのIoT化に最適。長距離通信により、設置コストを抑えながら広範囲をカバーできます。
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ヘルスケア・医療施設
患者モニタリング機器、医療機器の状態管理、資産追跡など、医療現場でのIoT活用をサポート。高いセキュリティで個人情報を保護します。
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リテール・店舗管理
在庫管理、電子棚札、顧客動線分析、デジタルサイネージなど、店舗運営の効率化とマーケティングの高度化を実現します。
TECHNOLOGY
技術仕様
周波数帯
920MHz帯
帯域幅
1MHz / 2MHz / 4MHz
変調方式
OFDM
(直交周波数分割多重)
セキュリティ
WPA3 / WPA2
AES暗号化
最大接続数
8,191台
(1アクセスポイント)
通信速度
150Kbps ~ 数Mbps
(環境により変動)
BENEFITS
導入メリット
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💰
コスト削減
長距離通信により、必要なアクセスポイント数を削減。配線工事が不要なため、初期導入コストを大幅に抑えられます。
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🔋
運用コスト削減
低消費電力により、バッテリー交換の頻度を削減。メンテナンスコストの大幅な低減が可能です。
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🚀
迅速な導入
既存のIPネットワークとの親和性が高く、短期間での導入が可能。段階的な拡張にも対応できます。
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🔒
高セキュリティ
Wi-Fi規格の最新セキュリティ技術を採用。企業の重要なデータを安全に保護します。
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📈
拡張性
大規模接続に対応し、将来的なデバイス追加にも柔軟に対応。長期的なIoT戦略をサポートします。
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🌐
標準規格
Wi-Fiアライアンスの認証を受けた標準規格。ベンダーロックインのリスクを回避できます。
